リウマチは疲れやすいのか？リウマチと疲労感 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

リウマチは自己免疫疾患の一つ

リウマチとは…リウマチの原因は全てが明らかになっているわけではありませんが、自己免疫疾患の一つとされ、本来細菌やウイルスなどから身体を守る免疫が異常を起こして、自分自身の正常な組織や細胞を攻撃してしまう病気です。

リウマチの症状である倦怠感・疲労感

リウマチの代表的な症状として、関節炎や朝のこわばりがよく挙げられますが、今回のテーマである疲労感と倦怠感もリウマチ症状の一つになります。全身症状として疲れやすくなったり、力が入りにくくなってしまったり、また、体重の減少といった症状が見られる場合もあります。

続いて、リウマチにおいて疲れを感じやすくなる状況について見ていきましょう。

痛みから生じる疲労感

関節リウマチの痛みと一口に言っても、その痛みの強さや感じ方は人それぞれであり、運動時に痛みを特に感じる方や慢性的な痛みで悩まされる方などさまざまです。そして、強い痛みを訴える方ほど疲労を感じている傾向にあります。関節リウマチの治療では関節破壊の進行に注意しながら、痛みや腫れに対処していく必要があり、病気の症状を継続的に抑えた状態である「寛解」を目指すことが重要です。

不安から生じる疲労感

リウマチに限った話ではありませんが、何らかの疾患を抱えている方はその症状について不安を感じ、その不安感から疲労を募らせてしまうことがあります。不安をゼロにすることは難しいことではありますが、不安を軽減させながら病気と向き合っていく方法を考えたり、可能であれば周囲のサポートを得たりすることが大切でしょう。

また、リウマチでは、リハビリや体操が改善や維持に大きな役割を果たしますので、やらなければいけないという気持ちで行うのではなく、リフレッシュするという気持ちで取り組めると良いでしょう。

リウマチでは運動が大切

リウマチ症状の進行を遅らせたり、リフレッシュのために運動が大切ですが無理は禁物です。運動強度としては運動後痛みが残らない程度を目安として、関節の負担に気にしながら行いましょう。また、一人ひとり症状の進行具合は違いますので、体操や運動は必ず主治医に相談した上で行いましょう。

リウマチは安静と睡眠も大切

リウマチは、関節の可動域を維持するために適度な運動が必要であるものの、安静・睡眠も非常に大切です。激しく熱を持っている際には安静にすることはもちろんのこと、十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。長時間の立ち仕事や、重い荷物を持つことなど関節に負担がかかることはなるべく避けるようにして、日中も疲れを感じれば休息をはさみ、疲労を蓄積させないように心がけましょう。また、精神面での安静を保つために職場に現状を伝え、理解を求めるのも一つの方法です。

身体に負担をかけすぎないように気をつかいながらも、適度な運動を取り入れるというバランスを頭に入れていただければと思います。

まとめ：リウマチは疲れやすいのか？リウマチと疲労感｜つばさ在宅クリニック西船橋（船橋市の内科外来と訪問診療）

いかがでしたか？今回の内容としては、
・疲れやすいのもリウマチ症状の一つである
・リウマチの痛みや不安も疲労感につながる
・リウマチでは安静にしながら運動を取り入れること
以上の点が大切なポイントでした。リウマチで疲労を感じれば適宜休息をはさみ、安静にすることを基本としましょう。船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋にはリウマチ科がありますので、何か不安な点がある方やセカンドオピニオンを受けたい方など、まずはお気軽に受診していただければと思います。