熱中症は後遺症が残る場合もあるのか? 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

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熱中症は後遺症が残る場合もあるのか?

「熱中症は後遺症が残る場合もあるのだろうか…?」
「熱中症による体への影響や重症度について知りたい…」
熱中症には重症度のレベルがあり、そのレベルによって後遺症につながる場合もあります。炎天下に長時間いると熱中症が気になりますが、実際にどなたでも起こり得るものですので、十分な注意が必要です。

今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)より「熱中症と後遺症の関係」をテーマにお届けしていきます。

熱中症は後遺症が残る場合もあるのか?

熱中症で起こり得る後遺症について

熱中症は、夏における身近な症状ですが、熱中症の重症化や処置が遅くなってしまうことで、後遺症が起こってしまう場合があります。

起こり得る後遺症としては、
・高次脳機能障害
・嚥下障害
・歩行障害
・パーキンソン症候群
などが挙げられます。それぞれについて見ていきましょう。

高次脳機能障害とは?

高次脳機能障害は、交通事故・熱中症・脳梗塞・脳炎などによって脳が部分的に損傷を受けたことによって起こる病気です。高次脳機能障害になると、新しいことを覚えられなかったり、忘れてしまう記憶障害が起こったり、まわりの状況に気が付かない注意障害が起こったりします。

嚥下障害とは?

嚥下障害は、食べることや飲み込むことが難しくなってしまう状態であり、喉につかえたり、むせたりして、食べるのに時間がかかってしまいます。

歩行障害とは?

歩行障害は、文字通り何らかの影響によって、歩行困難もしくは全く歩けない状態のことをいいます。

パーキンソン症候群とは?

熱中症によって中枢神経が障害されることで、パーキンソン症候群を引き起こすことがあります。パーキンソン症候群の症状としては、筋強剛(筋肉が固くなる)・振戦(ふるえ)・寡動(動きが遅く少なくなる)が挙げられます。

熱中症の重症度分類

熱中症の重症度としては、Ⅰ度からⅢ度まであります。
Ⅰ度の症状としては、めまい・発汗異常・筋肉の硬直(こむら返り)・筋肉痛・手足のしびれ・脈が速くなる・皮膚がかさかさしてくる・気分の不快などが挙げられます。

Ⅱ度の症状としては、頭痛・吐き気・倦怠感・虚脱感・集中力の低下などが挙げられます。

Ⅲ度の症状としては、意識障害・けいれん・手足の運動障害・呼びかけに対して返事がおかしいなどが挙げられます。

Ⅰ度からⅢ度のうち、もっとも重症度の高いⅢ度が熱中症による後遺症のリスクがあります。そして、熱中症が軽度であれば、ほとんど後遺症なく回復するものです。熱中症による後遺症のリスクもありますし、熱中症は時として人の命を奪うものですので、重症度がⅢ度と思われるものは、迷わず救急車を呼びましょう。また、Ⅱ度でも救急車を呼ぶなどして、すぐに医療機関を受診することです。

熱中症と持病の悪化について

熱中症によって、肝臓や腎臓の機能低下も起こることがあります。例として、腎臓病の持病を持つ方の場合、熱中症による腎機能の低下が持病悪化につながる場合もあります。

熱中症によって死に至ることも

熱中症は身近なものであるものの、毎年熱中症による死亡事故が報道されるように恐ろしいものでもあります。軽症であればめまいなどで済みますが、重症になると40度以上の体温になり、痙攣や昏睡状態につながりますので、炎天下の中に長時間いないようにしたり喉が渇く前に適宜水分を摂るようにしましょう。

まとめ:熱中症は後遺症が残る場合もあるのか?

いかがでしたか?今回の内容としては、
・熱中症の重症化や処置が遅くなってしまうことで、後遺症が起こってしまう場合がある
・熱中症の後遺症としては高次脳機能障害、嚥下障害、歩行障害などが挙げられる
・熱中症の重症度としては、Ⅰ度からⅢ度まである
・熱中症が軽度であれば、ほとんど後遺症なく回復するものである
以上の点が重要なポイントでした。熱中症は、重症になると後遺症が残ってしまう場合もありますので、意識がないなどであればすぐに救急車を呼びましょう。

船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋は、在宅医療だけでなく外来診療もおこなっています。熱中症の疑いがあり、一度診断を受けたい…という方など、お気軽にご相談いただければと思います。