循環器疾患の代表的な症状とは？ 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

循環器疾患とは？

「血液を全身に循環させる臓器」である心臓や血管の病気のことを循環器疾患と呼び、心臓に栄養を送る「冠動脈」という血管に異常をきたすと、心筋梗塞や狭心症といった病気の原因になります。ではどのような症状で循環器科を受診することが多いのでしょうか？

このような症状を感じれば循環器科へ

下記の症状を感じれば、循環器科へ相談しに行きましょう。
「動悸」「めまい」「むくみ」「呼吸困難」「息切れ」「胸痛」「背部痛」「不整脈」「冷や汗がでる」等。つづいて、症状別に詳しく見ていきます。

胸痛

胸が圧迫されている感覚から循環器科に訪れる方は多いですが、胸痛は心臓が原因の病気である可能性があります。胸痛の症状はさまざまですが、「締め付けられる感じがする」「焼ける感じがする」などが挙げられます。「狭心症」では、胸全体の痛みだけでなく肩や背中、腕などに痛みやしびれが起こることがあります。

息切れ

呼吸がしにくい息が吸えないなど、加齢により息切れをしていると見過ごしていたものも、「心不全」（心臓のポンプ機能がしっかりと機能せず、息切れや呼吸困難になる）や「狭心症」などの病気が隠れていることがあります。ちょっとした負荷で息切れが起こったり、安静時でさえも息切れを感じたりすれば注意が必要です。主に息切れは循環器や呼吸器により引き起こされます。

動悸

鼓動を大きく感じたり脈拍が速くなる、脈が飛んだり胸が詰まるという、不快に感じる拍動が動悸です。「狭心症」や「心筋梗塞」、不整脈のほか、更年期障害や精神疾患が原因であることもあります。

めまい

めまいと一口に言っても、天井や周囲がぐるぐるまわる「回転性めまい」や体がふわふわする「浮動性めまい」、「立ちくらみのようなめまい」などがあり、原因となる病気もさまざま存在するため、耳や首、眼などから引き起こることもあります。たとえば、耳の異常によるめまいとしては、メニエール病や突発性難聴が代表的なものです。また、ものが二重に見えたり呂律がまわらないなどのめまいの場合、脳卒中である可能性があります。

循環器疾患の症状は突然起こる？

循環器疾患の症状は、突然起こるイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、強い自覚症状をもたない間に病気が進行していることもあるため、上記で挙げた動悸や胸痛に心当たりがあれば、まずは循環器科に受診しましょう。例としてめまいのように、耳に原因がある場合などもありますが、どのような病気も早期発見が大切ですので、異常を感じれば、まずは病院へ足を運ぶことが大切です。

高血圧は何科を受診する？

高血圧は何科を受診するのかというと、血液の流れを正常に戻す医療を扱う循環器科になります。定期健診にて血圧が高いと診断されても、自覚症状のなさから放置してしまう方もいらっしゃいますが、高血圧は動脈硬化や狭心症、心筋梗塞の原因にもなりますので注意が必要です。そして、「普段運動をしない」「タバコを吸う」「お酒をたくさん飲む」「揚げ物や濃い味が好き」という方はさらに気を付けましょう。

まとめ：循環器疾患の代表的な症状とは？船橋市にある循環器内科と言えばつばさ在宅クリニック西船橋

いかがでしたか？ここまでの内容をまとめると、
・心臓や血管の病気のことを循環器疾患と呼ぶ
・「動悸」「息切れ」「胸痛」が循環器疾患の代表的な症状である
・動悸や胸痛があれば循環器科へ
以上が、今回のテーマにおける大切なポイントでした。今回紹介した胸痛などの症状がある方、異変を感じている方は船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋までご相談いただければと思います。