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一般的な呼吸器疾患の症状
呼吸器科はどのような症状のときに受診すればよいか、皆さんはご存知でしょうか?呼吸器疾患と一口に言ってもさまざまな病気がありますが、今回は船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋より、一般的な呼吸器疾患の症状をテーマにお届けしていきます。
一般的な呼吸器疾患の症状
それでは、一般的な呼吸器疾患の症状を見ていきましょう。
呼吸器疾患の症状:咳
熱とともに咳が出たり、咳と痰が絡んだり、咳が長く続くなどの症状があれば呼吸器疾患を疑います。皆さんが咳で思い浮かべる病気は風邪(かぜ症候群)だと思いますが、風邪も呼吸器疾患です。
<咳が出る呼吸器疾患:かぜ症候群・COPD・咳喘息>
呼吸器疾患の症状:痰
痰の色は通常白く透明ですが、何等かの病気により咳をするタイミングや鼻水とともに出る痰の多くは黄色や緑色をしています。これは、白血球とウイルスや細菌が混ざっているからであり、痰の色が変わったと感じれば呼吸器科のある病院へ受診しましょう。また、血が混じっていたり、粘り気があったりと普段と違う痰がでてきたなど異変を感じれば重大な病気が隠れている可能性もありますので、注意しましょう。
<咳が出る呼吸器疾患:かぜ症候群・COPD・気管支喘息・副鼻腔気管支症候群>
呼吸器疾患の症状:息切れ(呼吸困難)
呼吸が苦しくなる息切れも、主な呼吸器疾患の症状です。呼吸器疾患をお持ちでない方も運動後息切れすることがありますが、呼吸器疾患での息切れは階段の上り下りといった軽い動作や安静にしていても苦しさを感じます。安静時であっても息切れがあったり、意識レベルの低下があれば緊急で診断を受けましょう。また、ゼーゼー、ヒューヒューと音がする場合には気管支喘息が疑われ、進行することで重症化する恐れもありますので放置しないようにしましょう。
<息切れ(呼吸困難)が起こる呼吸器疾患:気管支喘息・肺炎・COPD・肺血栓塞栓症>
呼吸器疾患の症状:いびき・睡眠中に呼吸が止まる
いびきは太っている人がなりやすいというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、いびきは睡眠中に上気道が狭くなったとき、空気が振動することにより起こるため、これは事実です。就寝中に呼吸が止まったりいびきを繰り返している場合は、睡眠時無呼吸症候群が疑われ、睡眠の間で呼吸が止まるため本人は気付きにくく、指摘されてはじめて自覚することが多くあります。就寝中に呼吸が止まったりすることで睡眠の質が下がり、日中の眠気につながるため、普段日中に眠気を感じられている方は一度受診すると良いでしょう。
<いびきが起こる呼吸器疾患:睡眠時無呼吸症候群>
呼吸器疾患の症状が見られれば呼吸器科へ
咳・痰・息切れなど、ここまで紹介したものが呼吸器疾患の症状であるため、もし心あたりがあれば呼吸器科へ受診しましょう。呼吸器科と聞くとどのような時に受診すればいいのだろう…と思われがちですが、咳や痰、息苦しいなと思ったときに受診すれば良いと考えれば、分かりやすいですね。
まとめ:一般的な呼吸器疾患の症状|つばさ在宅クリニック西船橋(船橋市の内科外来と訪問診療)
いかがでしたか?今回の内容としては、
・風邪も呼吸器疾患の一つである
・咳や痰、息切れが主な呼吸器疾患の症状
・通常の痰は白く透明であるため黄色や緑色の痰がでれば呼吸器科へ
・息切れ(呼吸困難)は進行する恐れがあるため放置をしないこと
以上の点が重要なポイントでした。船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋には呼吸内器科や睡眠時無呼吸症候群外来がありますので、咳が続いている方や風邪症状がある方など、まずはお気軽に受診していただければと思います。
アレルギー科/呼吸器科/循環器内科/糖尿病内科/脳神経内科となっております。
住所:千葉県船橋市西船4-11-8 三星西船ビルB棟