セカンドオピニオンとは？どういう意味がある？ medical column
- TOP
- セカンドオピニオンとは？どういう意味がある？
セカンドオピニオンとは？どういう意味がある？
「セカンドオピニオンを検討している…」
「セカンドオピニオンで解決の糸口を探したい…」
既にセカンドオピニオンという言葉をご存じである方も多いかと思いますが、セカンドオピニオンは自身の症状を治す過程において、非常に重要な役割を果たすことがあります。セカンドオピニオンを検討されている方の中には、もしかしたら躊躇してしまっている方もいるかもしれませんね。
今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋（内科）より、「セカンドオピニオンとは何か？」という点をテーマにお届けしていきますので、ぜひご覧ください。
セカンドオピニオンとは？
セカンドオピニオンとは、患者さんが安心・納得して治療を受けられるように、主治医とは別の医療機関の医師に、意見を求めることをいいます。すぐに医療機関を変えるというわけではなく、あくまで第二の意見を聞くという意味合いがあります。セカンドオピニオンを考えるタイミングとしては、治療の選択について別の医療機関にも相談したいときや、現在受けている治療について疑問を抱いているときなどになります。
セカンドオピニオンの流れについて
セカンドオピニオンを受ける流れとしては、まずはセカンドオピニオンを受ける医療機関を決めます。そして、別の医療機関でセカンドオピニオンを受けることを主治医に伝え、紹介状を用意してもらいます。セカンドオピニオンを受けた後は医師から書類を受け取り、主治医に結果を伝えます。
セカンドオピニオンではどのようなことを聞く？
セカンドオピニオンは、主治医とは別の医療機関で意見を求めるものですので、疑問に思っていることがあれば、何でも聞きましょう。セカンドオピニオンを検討するということは、何らかの疑問があるかと思いますので、別の医師の意見を聞きながら疑問を解決すれば、納得して治療が進められるでしょう。
セカンドオピニオンを上手に活用するポイントとしては、あらかじめ聞きたいことや希望をまとめて用意しておくことです。その場で自身の思っていることを伝えると、大事なことを聞き忘れてしまうことがあります。セカンドオピニオンを受ける場合には、焦りがあったり、緊張されてしまうこともあるかと思いますので、事前の準備が大切です。
セカンドオピニオンを受けるメリットについて
セカンドオピニオンを受けることによって、複数の医師の意見を聞くことができるため、より自身の症状について理解を深めることができます。また、別の治療法を知るきっかけになる場合もあり、治療の選択肢に幅が広がる可能性もあります。そのほか、誤診を回避できる場合もあります。このように、セカンドオピニオンには多くのメリットがあるのです。
セカンドオピニオンにデメリットは存在する？
セカンドオピニオンに多くのメリットがあることが分かりましたが、デメリットも存在します。それは、治療が遅れてしまう場合がある点です。セカンドオピニオンの医療機関先を探すことに時間がかかったり、主治医と別の医療機関の意見が異なることで迷いが生じ、サードオピニオン、フォースオピニオンとつながればこのようなリスクが出てきます。
複数の医療機関で意見を求めること自体に問題はありませんが、治療が遅れてしまう原因になるのであれば、デメリットであると言えるでしょう。もちろん、セカンドオピニオンを受ければその分の費用も発生します。
まとめ：セカンドオピニオンとは？どういう意味がある？
いかがでしたか？今回の内容としては、
・セカンドオピニオンは、納得して治療を受けられるように、主治医とは別の医療機関に意見を求めることである
・セカンドオピニオンは疑問に思っていることは何でも聞いて良い
・セカンドオピニオンを受ける場合は、あらかじめ聞きたいことや希望をまとめておくこと
・セカンドオピニオンは別の治療法を知るきっかけになったり、誤診の回避につながることがある
以上の点が重要なポイントでした。治療の進行に疑問や悩みを抱えている方もいるかもしれませんが、それはセカンドオピニオンで解消できる場合があります。今回の内容を参考にしていただき、納得した上で治療を進めていただければと思います。