アトピー性皮膚炎の原因と症状について 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

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アトピー性皮膚炎の原因と症状について

アトピー性皮膚炎は、皮膚の強いかゆみを引き起こす慢性的な皮膚疾患であり、世界中の数百万人に影響を与えています。この病気は幼い頃に発症し、徐々に治っていくという傾向がありますが、実は子供の頃にアトピー性皮膚炎でなくても、大人になってから症状が出る人もいるのです。

ですので、アトピー性皮膚炎にお困りの人だけでなく、そうでない人も知識として知っておく必要があると言えるでしょう。

今回は、船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋(内科)より、アトピー性皮膚炎をテーマに原因や症状、対処法・予防法などをお届けしていきますので、ぜひご覧ください。

アトピー性皮膚炎の原因と症状について

アトピー性皮膚炎とは何か?

アトピー性皮膚炎は、アレルギー反応によって引き起こされる皮膚炎の一種であり、かゆみを伴う湿疹が慢性的にあらわれる病気です。

アトピー性皮膚炎の症状

アトピー性皮膚炎は、皮膚の乾燥・かゆみ・炎症・赤み・腫れなどの症状を引き起こし、良くなったり悪くなったりを繰り返します。そして、皮膚のかゆみがあらわれている部位をかきむしってしまうことで、皮膚の厚みが増して硬くゴワゴワした感触になったり、炎症をさらに悪化させてしまう場合があります。

アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎の原因は完全には明らかになっていませんが、遺伝的要因と環境要因の複合によって起こると考えられています。環境要因では、アレルゲン・ストレス・皮膚の乾燥・化学物質などが原因とされています。

皮膚のバリア機能

皮膚は、皮脂膜や角質細胞、角質細胞間脂質などが、外からの異物の侵入や皮膚の乾燥を防ぐバリアとしての役割を果たしています。そして正常な皮膚では、このバリア機能が働くことでアレルゲンの皮膚内部への侵入を防ぐことができるのです。アトピー性皮膚炎の皮膚は、そのバリア機能が低下することでアレルゲンが皮膚内部に侵入し、かゆみや炎症を引き起こします。

アトピー性皮膚炎の症状が出やすい部位は?

乳児期では、ほおや口のまわり、耳や頭皮に症状があらわれやすく、幼児期から学童期では首まわりやひじの内側、ひざの裏側に症状が出やすくなっています。思春期や成人期では、顔・首・背中・おでこ・胸・ひじの内側に症状があらわれやすいです。

アトピー性皮膚炎の対処方法や予防方法

続いて、アトピー性皮膚炎の対処方法や予防方法について見ていきましょう。

爪を短く切っておく

アトピー性皮膚炎のかゆみによって、肌をかきむしってしまう行為は悪化につながってしまいますが、無意識におこなってしまう場合もあります。ですので、事前に爪を短く切っておきましょう。

刺激を避ける

ちくちくする衣服を避けたり、ゴシゴシ体をこすって洗わないようにしたりして、なるべく肌への刺激を少なくしましょう。

保湿ケアをする

アトピー性皮膚炎の方は皮膚が乾燥しやすい傾向にありますので、保湿ケアをして肌をなるべく乾燥させないようにしましょう。乾燥する冬の季節では、加湿器を使用したりして湿度にも気を付けたいものです。

部屋を清潔に保つ

アトピー性皮膚炎はハウスダスト(ダニの死骸など)によっても起こり得るものですので、こまめに掃除をして、部屋を清潔に保つようにしましょう。また、ぬいぐるみなどの布製のものはなるべく置かない方が良いです。アトピー性皮膚炎の悪化原因が分かっている場合は、できるだけ除去する努力と工夫をしましょう。

まとめ:アトピー性皮膚炎の原因と症状について

いかがでしたか?今回の内容としては、
・アトピー性皮膚炎は、アレルギー反応によって引き起こされる皮膚炎の一種である
・アトピー性皮膚炎として、皮膚の乾燥・かゆみ・炎症・赤み・腫れなどが挙げられる
・アトピー性皮膚炎の対処方法や予防方法としては、爪を短くしておく、肌に刺激を与えないなどが挙げられる
以上の点が重要なポイントでした。アトピー性皮膚炎が悪化しているときは、日常生活にも大きな影響を与えてしまう場合があります。悪化原因が判明されている場合は極力それを避けること、そして今回紹介した内容を参考にしていただければと思います。

船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋は、在宅医療だけでなく外来診療もおこなっています。また、診療科目にアレルギー科もありますので、アレルギーに関することはご相談いただければと思います。