高齢者の病気~介護が必要になる病気とは?~ 船橋市の内科、つばさ在宅クリニック西船橋

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高齢者の病気~介護が必要になる病気とは?~ medical column

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介護が必要になる病気とは?

早速、介護が必要になる病気について見ていきましょう。

認知症

認知症は脳の神経細胞の働きが徐々に低下し、認知機能も段々と低下していき、社会生活に支障をきたす状態です。認知症の問題は身の回りのことができなくなっていくだけでなく、攻撃的になってしまったり、徘徊してしまう場合もある点です。認知症の介護では、自尊心を傷つけないように介護する側もゆったりとした対応をとることが大切です。

脳血管疾患

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、寝たきりになる可能性があるのが脳血管疾患です。脳血管疾患になってもその後問題なく生活できる方もいますが、時として体に障害を残す場合もあるため、注意が必要です。

骨関節疾患

骨関節疾患は、骨や関節が変形したり壊れたりして生じる病気のことであり、骨や関節は言うまでもなく、体を動かす際に軸となる大切なものです。骨関節疾患は健康寿命を縮めるため、予防として適度な運動とともに、骨に良いとされる栄養素を取り入れたいものです。

心疾患

心疾患は心臓に起こる病気の総称であり、心筋梗塞や大動脈瘤といった命にかかわる病気があります。心臓の病気は動脈硬化が進行することによって起こりやすくなりますので、高血圧や脂質異常症といった生活習慣病をお持ちの方は、その治療とともに日常生活にも気を使いましょう。

パーキンソン病

パーキンソン病は、動きが遅くなる、体のバランスが取りにくく転倒しやすくなる、手足が細かく震える、といった症状の出る病気であり、黒質と呼ばれる場所に存在するドパミンの減少によって起こります。そして、パーキンソン病の方は、認知症にもなりやすいと言われています。

そのほか

介護が必要になるものとして、そのほか転倒による骨折、高齢による衰弱、視覚・聴覚障害などが挙げられます。高齢になると転倒のリスクが増えますが、転倒によって場合によっては寝たきりになることもあり、さらには動けないことで認知症が進んでしまうこともあります。

転倒というと外で起こるものと考える方も多いですが、自宅内で転んでしまうということもありますので、物の整理、移動する導線を整えるようにしましょう。

介護側は無理をしすぎないこと

介護する側は先の見えない不安、肉体的な負担などが重なり、介護疲れで疲弊してしまう場合もあるでしょう。介護では完璧を目指さず、無理をしすぎないこと、自分をいたわることが必要です。

自分なりのリフレッシュとして、リラックスできる音楽をかける、好きな映画をみる、陽を浴びる、アロマオイルを使うなど、心安らぐ時間を1日の内に少しでも取り入れられると、心も違ってきます。

また、悩むことはあまりよくないと思っていても、人間考え込んでしまうものですので、同じような悩みを持つコミュニティの中で相談する、親戚にも頼るといったような工夫も必要でしょう。

まとめ:高齢者の病気~介護が必要になる病気とは?~<

いかがでしたか?今回の内容としては、介護が必要となる場合がある病気として、認知症・心疾患・脳血管疾患・パーキンソン病などがあるということでした。大病と呼ばれる病気だけでなく、日常生活における転倒によって要介護となる場合がありますので、環境や生活を整えるといったことが大切です。

船橋市にあるつばさ在宅クリニック西船橋は、外来診療だけでなく在宅医療もおこなっています。通院が難しくなった場合などでもご相談いただければと思います。